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3.11後の東京での一週間。まず、かなりぎっしりはいっていた予定をキャンセルしたものの、大学での委員会などは中止にはならない。停電になるかもしれない中、車に乗る場合ではないし、3月12日(土)の時点で、ガソリンスタンドの長い列についてはいけないような気がして給油せず。食糧も普通の買い物もしてはいけないような感じで最低限のもので済ませた。
車に乗らず、仕事場への書類運びと食糧の買い物をし、学内の建物でもエレベーターを使わない、となると相当の体力、労力、時間を使うものだと思い知る。電気やガソリンが被災地の人たちの役に立てばなんて、なまっちょろいことを考えそうになるが、ただ単に、超メガシティ、東京が、地方に過大にエネルギー供給を依存しすぎているということ。東京だけでやろうと思ったら、こんだけ、大変なんだな~、と、パタゴニアのバックパックを買ってしまった。3つも。 仕事だけ、というなら頑張れそう。また、家事だけ、というのもそれで何とかなるかも。しかし、仕事でも停電の恐れの中、電源を使う作業の算段をあくせくし、また、歩いて帰って、買い物をして、停電の時間に間に合うように食事の支度をし、お風呂に入り・・・。これは、あまりにも無理だ・・・。仕事場と自宅が歩いて30分という贅沢な環境にある母親でもこんなに大変なのに、この交通&買い物&エネルギー環境で通勤している方であれば、もう、生きているだけでへとへとだろう。働く母は、こんなにも便利な都会に助けてもらっていたのか、と思い知る。 パソコン2台と数冊の本、ハードディスク、様々なガジェットの隙間に、さらに食糧を入れた、重~~い、リュックを背負ってわしわしと歩いていて、ふと、思い出す。 ああ、これは、ドイツ! 4時にはオフィスから秘書の人たちがいなくなり、6時半には店がしまり、コンビニなんて便利なものはない。シエスタっぽく、長いお昼休みを取っている専門店はざら・・・・。日曜にはお店はやってない・・・。夜には街は真っ暗・・・。 3.11直後から、一挙に回復した昔のドイツの友人たちとのやり取りで、国外退去を進める矢のような催促をかわしつつ、ふと、思ったのである。 東京の壊滅的な様子を見てるだけで胸が痛むよ。 そう、確かに大混乱はしているかもしれないけど、それでも、この不便さは、ドイツ並みなんですけど・・・・・。 なんて、言わなかったけど。 それに、もちろん、彼らの心配は、プルトニウム漏れにあるわけだったのだが。 ドイツ並みの各種サービスのレベルに落としてでも、持続可能な発展を遂げられないと、原発フリーな東京は無理だということだ。時間に電気を注ぎ込むようにして、人間の時間を切り売りして経済化する方式ではもう発展できないということ。よっぽど、高付加価値で、頭脳集約的なサービス型経済都市になんないとだめってこと・・。 何ができるか?
by yuko-on-bike
| 2011-03-16 00:21
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